現在35歳の花堂さん。宮崎県で育った彼が子どもの頃に憧れたのは、弁護士や士業の先生たちだった。困っている人を知識で支え、解決へ導いていく姿が純粋にかっこよかった。その憧れは、やがて「法律を学びたい」という想いへ変わっていく。
進学先に選んだのは熊本大学法学部。卒業後は地元・宮崎へ戻る選択肢もあったが、最終的に熊本へ残る道を選んだ。
今では、「社会保険労務士法人プロセスコア」で企業の経営者や人事担当者を支えている。労務相談や社会保険手続き、給与計算、助成金申請など、法律や制度の知識を武器に、企業とそこで働く人たちを支える毎日だ。
学生時代に抱いた「人を助けたい」という想いは、今も仕事の原点になっている。
法律を学びたい。
その想いから始まった熊本での暮らし
法律に興味を持ったきっかけは、ドラマやテレビで見た士業の世界だった。
「人の役に立てる仕事がしたい。」
そんな想いが先にあり、その手段として法律を学びたいと思うようになったという。
宮崎にも進学先はあった。しかし、法学部でしっかり学べる環境を求め、熊本大学へ進学。就職活動は熊本と宮崎の両方で行った。地元へ戻る道もあった。
「帰るか、残るか。」
揺れる気持ちの中で思い浮かんだのは、この街で過ごした何気ない日常だった。
澄んだ水。
路面電車が走る風景。
包み込むような夕暮れの空気。
「人が多過ぎることもないし、ちょうど住んでいた場所も街に近くて……。熊本は本当に便利で、住みやすいなと思います。」
花堂さんは、自分の意思で熊本に残ることを決めた。
気付けば大学生活だけではなく、人生そのものが、この街を舞台に動き始めていた。
未経験者は土俵にすら上がれない!?
新卒の前に立ちはだかった厳しい現実
就職活動では、社労士事務所を中心に探した。
しかし現実は厳しかった。
多くの事務所が求めていたのは経験者。新卒だった花堂さんにとっては、応募すら難しい状況だった。
「経験者じゃないと採用しない事務所が多くて……。新卒だと経験がないので、その土俵にすら上がれないんです。」
そんな中で出会ったのが、プロセスコアだった。
未経験歓迎。
資格不問。
まだ何者でもない若者にも門戸を開いていた。
「唯一、未経験でも応募できる事務所がここでした。ここなら挑戦できるかもしれないと思ったんです。」
こうして士業としての一歩を踏み出した。
しかし、その先には想像以上に高い壁が待っていた。
自分の知識のなさに愕然!
代表とのロールプレイングが育てた、プロとしての土台
社会保険、労働法、助成金制度……。
覚えなければならない知識は膨大だった。
入社当初は、代表の山下さんを相手にロールプレイングを繰り返す毎日。学んだ知識を説明し、質問を受ける。答えられなければ調べ、もう一度説明する。その積み重ねだった。
「法律の知識をインプットして、それをクライアントにアウトプットする。この作業が本当に大変なんです。入社したばかりの頃は、代表の山下を相手に、お客様への説明を想定したロールプレイングを何度も繰り返しました。『ここはもう少しこう説明したほうがいいんじゃないか』と指摘されるたびに、自分の知識不足を痛感しました。」
当時は休日にも山下さんが時間を割き、未経験だった花堂さんを熱心に育てた。その経験が、プロとしての土台になった。
現在は教育体制も整い、研修は勤務時間内に実施されている。
教育担当となった花堂さんは、自分が育ててもらった経験を後輩へ受け継ぐように、一人ひとりに寄り添った指導を心掛けている。
伝わらない悔しさを越えて!
「伝えること」の本当の意味に気付いた瞬間
壁は、知識だけではなかった。
もう一つ乗り越えなければならなかったのが、「伝えること」だった。
制度を説明しても、お客様の反応はどこか曖昧。資料を見ながら話しているのに、伝わっている実感が持てなかった。
「書類やリーフレットを使って説明するんですけど、ただ書いてあることを読んでいるような感じだったんです。多分、お客様にも伝わっていなかったんだろうな、と感じることが何度もありました。」
知識があるだけでは足りない。
相手に伝わって初めて価値になる。
そう気付いてから、花堂さんは伝え方を変え始めた。
結論から話す。
具体例を交える。
相手の立場で考える。
一つひとつ積み重ねた工夫は、少しずつ成果となって表れた。
「もっとこうすれば伝わるな、と考えるようになりました。具体例を挙げたり、結論から話したり。そういうことを積み重ねていくうちに、お客様から『わかりやすかったよ』と言っていただけることが増えてきて。ああ、自分もようやくコツみたいなものを掴めてきたのかも…と思いました。」
新人時代は、目の前のことで精一杯だった。
けれど今では、一歩引いて状況全体を見渡し、相手に合わせて伝え方を考えられるようになっている。
「一緒に来てくれてよかった」
行政調査の不安を安心に変える、頼れる存在へ
花堂さんが、この仕事で最もやりがいを感じる瞬間。それは、お客様から感謝の言葉をいただいた時だ。
中でも印象に残っているのが、労働基準監督署や年金事務所による行政調査への対応である。企業にとって行政調査は、大きな不安を伴う出来事だ。
花堂さんは、事前準備から当日の立ち会いまで寄り添い、不安を一つずつ取り除いていく。
「調査が入ると、『何か指摘されるんじゃないか』『ペナルティーがあるんじゃないか』と不安に思われるお客様が本当に多いんです。だから事前に、『この書類は大丈夫ですよ』『ここは確認されるかもしれませんね』と打ち合わせをして、一緒に調査へ臨みます。」
何事もなく調査を終えた時、お客様の表情は一変する。
「『本当に頼んでよかった』『一緒に来てくれて安心しました』と言っていただけることがあるんです。その一言をいただける瞬間が、一番うれしいですね。」
学生時代に思い描いた「知識で人を助ける仕事」。
その理想は、目の前のお客様の“安心”という形で、今も実現され続けている。
一社一社と深く向き合う。
担当制だから味わえる仕事の面白さ
プロセスコアでは、一人の担当者が一社を継続して支える。給与計算だけでも、手続きだけでもない。
労務相談や助成金申請まで含め、その会社の歩みに伴走していく。
「分業制の事務所も多いんですけど、うちはパートスタッフ方の事務作業の補助を受けながら一人の担当者が給与計算も助成金も労務相談も担当します。もちろん大変さはあります。でも、お客様のことを深く知り、一緒に成長していける。それがやりがいに繋がっています。」
幅広い経験を積めることは、自分自身の成長にもつながる。
「もし将来、別の環境で働くことになっても、総務や労務の仕事なら一通りできる人材になれる。それだけの力が身に付くのは、この企業の魅力だと思います。」
ストレスフリーの職場、
年齢の壁を越えるフラットなチームワーク
現在の職員は18名。男性4名、女性14名という職場だが、年齢や立場を感じさせない雰囲気がある。
「職員同士、本当に仲がいいんです。よく聞くような人間関係の悩みも、うちではほとんどありません。一番下は20代半で、上は50代までいますけど、年齢もあまり関係ないですね。」
社会人になると、多くの人が不安に感じるのが人間関係。その心配はいらない、と花堂さんは笑う。
「新卒の方は人間関係を気にされると思うんですけど、そこは本当に安心していいと思います。」
もちろん、仕事も一人にはしない。
「いきなり担当を持つことはありません。最初は先輩社員と一緒に企業を担当するところから始まるので、安心して飛び込んできてほしいですね。」
熊本で、家族との時間を大切にしながら。
インドア派パパの幸せな休日
仕事では企業を支えるプロフェッショナル。一方で、家では五歳の息子を持つ父親でもある。休日は、家族との時間が何よりの楽しみだ。
「休みの日も、仕事が終わったあとも、ゲームか読書ですね(笑)。子どもも五歳になって、一緒にゲームができるようになったので、それがすごく楽しいです。」
基本はインドア派。それでも、家族のためなら自然と外へ出掛ける。
「近くの公園や、ちょっと足を伸ばして『あんずの丘』行ったり、最近は天草まで遊びに行ったりしました。子どもと一緒に過ごす時間が一番ですね。」
宮崎で育ったからこそ、熊本の暮らしやすさも実感している。
「病院も行きやすいし、保育園も近くに見つかりました。本当に暮らしやすい街だと思います。」
「自分がいた証」を組織に残したい。
管理職として挑む、新しい組織づくり
入社から十年以上。現在は管理職として、事務所全体を見る立場になった。
「最後に『いい人生だったな』と思えるためには、何かを残したいんです。『あの人がいたから今がある』と思ってもらえる人がたくさんいることが、自分にとっての幸せだと思っています。」
独立について尋ねると、答えははっきりしていた。
「今は考えていません。」
理由は、自分一人ではなく、組織を大きくしたいから。
「営業を一からするより、今のお客様と一緒に成長していきたい。組織としてもっと強くなりたいんです。今は代表と一緒にAIへの対応やルールづくりなど、新しい時代に合わせた組織づくりを進めています。その変化の真ん中にいられることが、一番面白いですね。」
同じ価値観を持つ仲間とともに。
大好きな熊本をもっと元気にしたい
花堂さんにとって、法律の知識は目的ではない。企業を支え、人を支え、その先に地域を元気にするための手段だ。
「私たちの提案が会社に良い影響を与えれば、そこで働く人も働きやすくなる。会社が成長すれば、地域も元気になる。そういう循環をつくれる仕事だと思っています。」
最後に、どんな仲間と働きたいかを尋ねた。返ってきたのは、自分自身の成長を楽しめる人へのメッセージだった。
「新しいことを学ぶのが好きな人ですね。学んだ知識でお客様に喜んでもらえる。その一連の流れを楽しめる人と働きたいです。」
そして、少し照れくさそうに続ける。
「熊本をもっと元気にしたい。同じ想いで頑張れる仲間が増えたらうれしいですね。」
会社概要
人と組織が、ともに成長し続ける社会をつくる。
私たちが目指しているのは、単に人事や労務の課題を解決することではありません。経営者と社員が同じ方向を向き、お互いを信頼しながら成長していける組織を、一社でも多く増やしていくことです。働く人が安心して力を発揮できる環境があれば、企業は成長し、その成長は地域全体へと広がっていきます。だからこそ私たちは、制度や法律だけではなく、人と組織の未来に向き合い続けます。熊本という地域に根ざしながらも、提案力や専門性では全国トップレベルを目指す。それが私たちの挑戦です。地方だからできないのではなく、地方だからこそ生み出せる価値があると信じています。企業の成長、働く人の幸せ、そして地域の未来。そのすべてをつなぐ存在として、人と組織の可能性を広げ続けること。それが、私たちの目指す未来です。
安心して働き、安心して経営できる未来を支える。
企業にはそれぞれ異なる課題があります。だから私たちは、制度を説明するだけではなく、お客様一人ひとりの声に耳を傾け、本当に必要な解決策をともに考え、提案することを使命としています。私たちが目指すのは、人事労務の「先導者」。変化する法制度や社会情勢をいち早く捉え、企業が迷うことなく前へ進めるよう、伴走し続けます。また、経済的な成長だけを追い求めるのではなく、仕事と家庭、仕事と人生、その両方を大切にできる企業づくりを支援したいと考えています。働く人が「この会社でよかった」と思えること。経営者が「この会社を続けてきてよかった」と思えること。その積み重ねが、社会全体をより豊かにすると信じています。私たちは、人と組織の未来を支えるパートナーであり続けます。
一人ひとりの人生が、もっと豊かになるために
私は以前、社労士事務所に勤務していました。しかし、経営者と社員の想いがすれ違い、組織がうまく機能しなくなる姿を目の当たりにした経験があります。「本来なら力を合わせられるはずなのに」その悔しさが、独立を決意した原点でした。私自身も人生の中で困難を経験し、資格を取得することで道を切り拓いてきました。だからこそ、人にはそれぞれの強みがあり、それを活かせる環境が何より大切だと考えています。私たちは、お客様にも社員にも、「安心して働き、安心して人生を歩める場所」でありたいと思っています。そのためには、私たち自身が働きがいのある職場であり続けなければなりません。「企業を支えることは、人を支えること」 そして、「人を支えることは、地域を支えること」につながります。これからも、一社一社、一人ひとりに真摯に向き合い、熊本から全国トップレベルの提案を届けられる存在を目指してまいります。
募集内容について
| 企業名 | 社会保険労務士法人プロセスコア |
|---|---|
| 仕事No. | 00012 |
| 価値観 |
|
| 暮らし方 |
|
| 求めるスキル |
|
| 地域 |
|
| 働き方 |
|
| 関心テーマ |
|
| 雇用形態 |
|
| 求める人物像 |
|
| 応募資格 |
|
| 新卒エントリー |
|
| 未経験者エントリー |
|
| 勤務地の住所 | 熊本県熊本市中央区水前寺6丁目46-27 REGALIASUIZENJI 3F |
| 勤務形態 | 正社員 |
| 勤務時間 |
9:00~18:00
|
| 給与 |
205,000円~280,000円 |
| 給与詳細(昇給制度やボーナスなど) | 通勤手当:上限10,000円 役職手当:18,000円~54,000円 資格手当:3,000円~15,000円 賞与は会社業績による |
| 福利厚生 | 交通費支給 マイカー通勤可: 自動車での通勤が可能.無料の駐車場も完備 社会保険完備 退職金制度(企業型確定拠出年金制度) 再雇用制度(上限65歳まで) ノートPC・携帯電話・事務備品貸与 資格取得休暇制度・・・社会保険労務士試験前の3日間休暇が取れる制度 成長・健康支援制度として書籍・温泉サウナ等の利用費用を年間6,000円までサポート 誰にも邪魔されず集中して一定時間業務ができる集中タイム制度・在宅勤務制度 (プリンター・モニター貸与) 白潟総合研究所株式会社の階層別研修動画など見放題 個人の生活習慣に合わせた時差出勤制度、出勤曜日振替制度 スタッフ全体での親睦会・旅行が年3~4回 (その他、月1回はスタッフ全体でランチ会を開催、入退社時には都度歓送迎会を行っています) |
| 休日・休暇 |
|
| 入社後のステップアップ |
|